現実的な終着点

それは,地方公務員でしょう。実際に,同じような境遇の年長の友人の多くが公務員として働いています(ベンチャーに入る方も多いようです)。就職氷河期で公務員志望者は大幅に増えますが,受かるだけの自信もあります。再来年の春から,どこかの県庁か市役所の職員として働いている可能性が,もっとも高いでしょう。しかし,大学に学費を払って卒業を九月まで延期することで一浪二留ながらも一応は新卒,と言えるので,民間企業を受けることができます。与えられたチャンスを使うべきです。ぼくは公益のために働くことを望んでいますが,現状において国や自治体が未来を向いた仕事をするのに適しているとは,あまり思えません。